開催日時 | |
場所 | 京都府 大谷大学 講堂 |
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■イベント概要
見えない「もの」を描く—妖怪画の起源—
講師 国際日本文化研究センター所長 小松 和彦 氏
講演概要
姿が見えない存在とされていた神や妖怪のたぐいが、仏教の影響を受けて、やがて絵画に描かれ彫刻に刻まれるようになる。
その時期はいつなのか。 最も初期と思われる妖怪画を手がかりに探ってみよう。
講師紹介
専攻は文化人類学、民俗学、口承文芸論。大阪大学教授を経て、2012年より現職。研究テーマとして、東アジアにおける民俗宗教の比較研究を掲げている。平成25年秋紫綬褒章、第22回高知出版学術賞(『いざなぎ流の研究』)、財団法人民族学振興会渋沢賞受賞。主な著書にジャパノロジー・コレクション『妖怪 YOKAI』(角川学芸出版,2015)、『「伝説」はなぜ生れたか』(角川学芸出版,2013)、『いざなぎ流の研究 歴史のなかのいざなぎ流太夫』(角川学芸出版,2011)、『百鬼夜行絵巻の謎』集英社新書ヴィジュアル版(集英社,2008)などがある。
『華厳経』「入法界品」における善知識の過去世物語
講師 大谷大学教授 一色 順心 氏.
講演概要
「入法界品」に登場する善財童子の善知識歴訪の旅は、『華厳五十五所絵巻』などの絵画としても表現されている。
諸善知識の中でも九人の夜天は、善財童子に自身の過去世での出来事を語ることを通して、現在世を教える。
その過去世物語に示される仏教思想について考えてみよう。
講師紹介
専攻は仏教学。1950年岐阜市生まれ。『華厳経』「入法界品」を解読することを通して、善財童子の求めた菩薩道および諸善知識が教える菩薩道の問題について研究している。また、唐代の代表的な華厳学匠である智儼・法蔵・澄観に見られる「入法界品」の解釈を精査しつつ、菩薩という人間像の問題について考えている。主な著書・論文に『唐復礼撰十門弁惑論注解』(編著,平楽寺書店,2006)、「「入法界品」における慈悲と善知識」(『日本仏教学会年報』第72号,2006)、「華厳の修行道と女性善知識」(『仏教学セミナー』第60号,1994)などがある。
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タイムスケジュール.
13:00 開会の辞
13:10 講演 『華厳経』「入法界品」における善知識の過去世物語
講師 大谷大学教授 一色 順心 氏
14:10 質疑応答
14:30 休憩
14:40 講演 見えない「もの」を描く—妖怪画の起源—
講師 国際日本文化研究センター所長 小松 和彦 氏
16:00 閉会の辞
16:10 終了【予定】
■備考
一般来聴歓迎・事前申込不要・入場無料
お問い合わせ
教育研究支援課
〒603-8143 京都市北区小山上総町
【直通電話】 075-411-8161
【ファックス】 075-411-8162
【受付時間】
月曜日~金曜日 9:00~11:30 12:30~17:00
※土・日・祝日および大学で定める休業日を除く。
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