開催日時 | |
定員 | 20(先着順)名 |
会費 | 3,000円 |
場所 | 東京都豊島区東池袋4丁目21番1号 OWL TOWER(アウルタワー) 2階 教育同人社 |
主催 | 蘭 千壽、佐藤 翔、高野 龍一、川森 洋佑 |
「いい学級をつくりたい。」4月の初めに多くの教員が抱く気持ちではないでしょうか。子どもも同様で,担任発表の瞬間,学級で担任と話すとき,子どもも「いい先生,学級になったらいいな」と思っています。
しかし,ふとしたときに振り返ってみると,ガミガミと毎日のように叱っている教員の姿,自己中心的に振る舞う子ども,子ども同士の人間関係の問題など,教師も子どもも「こんなはずじゃなかった」という気持ちになったことはないでしょうか?
もしくは,あなたが担任している間,子どもたちは「話をよく聞き,個性を発揮しながら楽しく時間を過ごした」にもかかわらず,次年度担任が変わると,たちまち話を聞かなかったり,「前の先生が良かった」と子どもが不満を漏らしたりしていませんか。最悪の場合,「問題児」のレッテルを貼られているのが,全てあなたが前年度担任した学級であったということも聞きます。
これらの問題は,子ども自身が「学級をつくる主人公」としての認識が少ない,学級集団が自分たちで集団としてまとまることができていないことが原因であると,私たちは考えます。
教材・単元の一般的な指導展開は,指導書に書かれ,大学でも指導され,校内研究でも注目されています。
では,学級・集団の一般的な指導展開は,どこに示されているでしょうか?
力のある先生の実践例や,「学級のはじめにこれだけは指導しよう」という書籍は,確かに存在します。
しかし,うまくいかないときは,また別の実践例を探すことになり、路頭に迷います。
私たちは,集団の指導には,集団の成長段階をふまえた,集団に対するアプローチが必要であると考えます。
個々の問題行動だけに注目するのではなく,集団に対してアプローチするのです。
学級崩壊,いじめ,教師への反発など集団の問題は,かなり深刻にならなければ顕在化しません。
問題が起こる前に,どのような手立てを考えることができるのか,そして問題のきっかけがみられたときにどのように対処するのか,これらの教師としての手立て・行動を以下の3点の柱を大学教授・小学校教諭・コーチングの実践家が提案します。
<セミナーの柱>
1.「創発型学級」の視点をもとに理論立てされた、集団の成長段階を提案します。
2.具体的な学級集団への関わり方を実践をもとに提案します。
3.集団と関わる中での、個への関わり方を選択理論をもとに提案します。
<セミナーの日時・場所・参加費>
日時:8月9日(日) 13:00〜17:00
場所:教育同人社
参加費:3000円(学生2000円)
<当日の流れ>
13:00〜
会の趣旨
アイスブレーク、この会での各自の目標の設定
実践紹介と事例検討
休憩
理論としてこう考える
15:00〜
システムと集団への関わり
教師と子の関わり
休憩
16:00〜
ワークショップ 「私たちの学びを深める-創発のしかけ-(仮)」
次回の目標設定、参加者の互いの実践交換の場の設定(任意)、終わりの会
<おわりに>
担任がつくる学級が一時的に「いい居場所」でも,それは限りがある「いい居場所」なのです。
担任が変わっても,「いい居場所」をつくれる子どもたち・学級を育てていきましょう。
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