京都大学農学研究科 公開講座平成27年度（第79回）食と農のマネジメント・セミナー第2クラス 現地アンケート調査のための基礎実習（初級編） －現地でアンケート調査を実施するための方法を解説－

■イベント概要
自然環境に対する社会的関心が高まったことから、自然環境の保護と利用に対する人々の関心や態度、評価を聴取することを目的として、現地でアンケート調査を実施する機会が増えています。
　しかし、これらのアンケート調査の多くは残念ながら質の高いものではありません。ほとんどが担当者の思い付きレベルで内容が構成されており、これまでに明らかにされてきた体系的な知見が反映されていたり、将来の比較検討を念頭に置いた内容設計が検討されていたりすることはほとんどありません。明らかに間違ったやり方を採用している場合も少なくありません。
　このような状況を踏まえて、研究者や実務担当者が実際に現場で活用できるようなアンケート調査の実施方法を解説します。
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講義と講師
・「現地アンケート調査の実際（1） 科学的なアンケート調査とは」
庄子 康（北海道大学農学研究科准教授）
・「現地アンケート調査の実際（2） 社会心理学からのアプローチ －満足度・混雑感－」
愛甲哲也（北海道大学農学研究科准教授）
・「現地アンケート調査の実際（3） 環境経済学からのアプローチ －貨幣評価」
栗山浩一（京都大学農学研究科教授）

■備考
参加費：6,200円
*他にテキスト代3,500円（予定）が必要です。
定員：各会場５０名
申込み：「開催要領」および「申込書」を下記の問い合わせ先まで請求してください。申込書は添付ファイルのものもお使いいただけます。
申込書に必要事項を記入し、返信用封筒（長3規格、切手82円貼付、返信先の住所・氏名記入）を同封のうえお申し込みください。
申し込み受理後、受講者決定通知および講習会案内を発送します。
締切：2015年12月3日（木曜日）
（定員になり次第締め切ります。）
問い合わせ：
〒606-8502
京都市左京区北白川追分町
京都大学農学研究科生物資源経済学専攻「公開講座係」宛
Tel：
075-753-6200