開催日時 | 10:00 〜 16:30 |
定員 | 100名 |
会費 | 1500円(学生500円)円 |
場所 | 東京都文京区白山5−28−20 東洋大学白山キャンパス 2号館スカイホール |

全国進路指導研究会「夏のセミナー」2016
■講演:貧困の現場から希望を見出す—『裸足で逃げる」から学校へ
上間陽子さん(琉球大学教授:教育学『裸足で逃げるー沖縄の夜の街の少女たち』太田出版/2017)
■報告:『裸足で逃げる」を学校につなげるために
荒巻りかさん(スクールソーシャルワーカー)
遠藤裕子さん(私立高校専任カウンセラー、学校心理士、全進研世話人)
■シンポジウム「貧困と暴力」を超えて、子どもたちを大切にする学校•社会へ
■交流/分散会
上間陽子さんの著書『裸足で逃げる』が刊行(2017年2月)され、学校内外で大きな話題となっています。自治体の中で、もっとも貧困率の高い沖縄県の子ども•若者の現状が描かれ、この国で学校教育がになう課題が浮かび上がります。そうした「貧困と暴力」を超え、子どもたちを大切にする学校や社会へ。事実を共有し、どのような教育実践が取り組まれ、広げられていくのか。いま私たちは問われているように感じます。
日本社会の貧困が可視化されたのは、全業種に拡大された派遣法のもと、リーマンショック後の2008年の暮れでした。特に、製造業に働く若者が仕事と同時に住まいも失い、…日比谷公園に出現したのが「年越し派遣村」です。前後して「貧困」を問う報道や出版物が数多く出されました。ようやく政府が「貧困率」を公表するに至り、直近(2012年)のわが国の「子どもの貧困率」は16•3%=18歳未満の「6人に1人」が、困窮世帯で生活している状況です。OECD諸国の中で、高いレベルの「貧困率」です。
世論も後押しして、2013年「子どもの貧困対策推進法」が成立しました。現在、各自治体が、貧困対策を掲げて取り組みを始めています。貸与でしかも利息がつく、学生ローンと化した「奨学金」の改善が、わずかながら進んでいます。特に、この間、子ども•若者、そして「女性の貧困」に関わる著作や映像が、メディアでも話題となり、酷いバッシング報道があったことも記憶に新しいところです。
「書くことに、義務感がありました。こんな理不尽は、もう止めないといけない」と書く、上間さんの言葉に応えるセミナーにしたいと思います。ぜひご参加下さい。(W)
終了後、登壇者を囲んで「懇親会」予定。
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