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東京いずみ会(小学校国語) 1月例会 

開催日時 13:30 16:00
定員20名
会費300円
場所 東京都板橋区立第8小学校 

1月は、実践の報告検討会です。
教材 「桃花片」岡野 薫子 東書6年

この教材は、読書の部屋に移りました。
教材としては、長文の物語です。
この物語の最後に「水滴の片すみに、つつましく記された刻印は、まぎれもなく、楊の父親のものであった。」と書かれています。この意味を考えるのがこの物語を読むということではないでしょうか。
報告者の工夫を共に考え合う会にしましょう。

12月例会の報告です。
「プラタナスの木」は、椎名誠さんが白神山地の自然保護に関わり、その経験から教科書用に執筆したものだそうです。
 登場人物は、5名です。そのうちの4名は、小学校4年生で、もう一人は、老人です。
 その老人の木にまつわる不思議な話を、主人公の少年が夏休み中に父の実家で思い出すという展開です。
 さらに、2学期になって、その老人が話をしてくれた公園のプラタナスの木が切られていたことを知り、更に思いを深くするのです。

 この単元は、感想文を書くことを目指しています。
 第一次指導1時間、第二次指導2時間、第三次指導2時間の計画で授業され、その内の感想文を書くところまでの実践を報告してくれました。
 詳しくは、いずみ会のHP「どの子も落ち着く国語指導」http://izumikai100.web.fc2.com/をご覧ください。

 茶話会
 ・指導主事から「学校はサービス業です。保護者との対応は、その姿勢で臨んでください。」という話を聞いたことが話題になりました。
 ・私の学校では、校長がかわり、「先生方は授業に専念してください。」ということで、とび出し児童への対応なども警察を含めたの協力も求める姿勢です。
  苦情の電話も管理職に回すようにとの対応もしてくれている。
 ・苦情の電話も、学校での児童の問題でなく、その親の感情に任せた話もあるとのこと。
 ・勤務時間の問題も話題になりました。いろいろ問題点があることを知りました。(退職10年以上経つ身には)
 ・アメリカの学校で日本語を教えたことがあるが、児童登校時刻に合わせて出勤し、下校時刻の2時半には退勤できるとのことでした。
  30人程度の学級に補助員が1名配置されていました。自分の教室をもち、授業を受ける子どもたちが、時間になると来るということでした。
  教える内容も、自分で決めていました。教材も自分で作った物を使いました。日本での教員の経験が活きました。
  小学校教員の社会的な評価は高くなく、給与も高くないようです。

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