開催日時 | 09:00 〜 16:30 |
定員 | 400名 |
会費 | 3000円 |
場所 | 大阪府大阪市中央区北浜東3-14 |
大会主題を「『深い学び』をめざす国語科授業づくり ―言葉による見方・考え方をはたらかせて―」に設定し、第25回大会を開催いたします。
新学習指導要領で授業改善するためのポイントとして示されている「主体的・対話的で深い学び」のうち、本大会では、昨年度同様、「深い学び」に焦点を絞り、実践発表やワークショップを行います。
また、言葉による見方・考え方をどのようにはたらかせることで深い学びにつながるのか、みなさんと対話的に語り合えればと思います。大会での学びそのものを「主体的・対話的」に、そして実践を活性化するヒントとなる「深い学び」を得られるような機会になればと考えています。お誘い合わせのうえ、ご参加ください。
○基調講話 「物語に学ぶ見方・考え方」
国語教育探究の会顧問・兵庫教育大学名誉教授 中洌 正堯
○分科会(実践発表)5本
話すこと・聞くこと 年間の指導を通して、話し合いの仕方を学ぶ授業づくり
(4年「よりよい話し合いをしよう」 「聞き取りメモの工夫」光村)
兵庫県明石市立 朝霧小学校 一ノ瀬 里紗
書くこと 語彙を広げる書く ことの指導~模倣、引用、活用の学習を生かして~
(1年「じどうしゃくらべ」「たぬきの糸車」東書)
兵庫県加東市立社小学校 植田 明代
読むこと(文 学) 比較・推論で深い読みにつなぐ文学の授業
(1年「夕日のしずく」三省堂)
大阪教育大学附属天王寺小学校 日野 朋子
読むこと(文 学) 読む力を育てる読書活動の開発
(5年「注文の多い料理店」東書)
大阪市立鶴見南小学校 古沢 由紀
読むこと(説明文) 「子どもの論理」で創る説明文の授業
~教材の内容や情報の活用に力点を置いた授業実践~
(6年「時計の時間と心の時間」光村)
筑波大学附属小学校 白阪 洋一
○ワークショップ 5本
話すこと・聞くこと 「深い学び」を生み出す話し合い活動づくり
―「読みの学習」での話し合い指導―
神戸松蔭女子学院大学教授 大石 正廣
書くこと 「この文章どう読む?どんな文章を書かせる?」
― 短作文・詩の指導 ―
桃山学院教育大学准教授 今宮 信吾
発問づくり 言葉による見方・考え方を育む
授業づくりと発問づくり
神戸常盤大学准教授 山下 敦子
読むこと(文学) 文学的見方・考え方が働く授業の作り方
梅光学院大学准教授 香月 正登
読むこと(説明文) 批判的読み(クリティカル・リーディング)で
見方・考え方を広げ、深める
兵庫教育大学教授 吉川 芳
○講演 「わかる」ための方法と「わかる」ことで得られる宝物
―文学の教え・学びを中心に―
講演者 広島大学大学院教育学研究科教授 山元 隆春 先生