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日本英語教育史学会第271回研究例会

開催日時 14:00 17:00
定員40名
会費無料円
懇親会の定員20名
懇親会の会費約 4,000円
場所 東京都文京区本郷2-4-4 順天堂大学 お茶の水キャンパス第2教育棟303教室

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日本英語教育史学会第271回研究例会

研究発表 「Harold E. Palmerはリーディング力育成に関して何を残したか」
久保野 りえ氏(筑波大学附属中学校講師)

【概要】Harold E. Palmer は音声を重視した英語教授法を主張したが、リーディングについてはどのように考えていたのであろうか。英語教授研究所のBulletinにPalmerが書いた記事等からリーディングについての記述を収集すると、現在にも活きる提言が早い時期からされていた。在日当時の雑誌では強い批判も見られ、リーディングにつながる音声の授業が理解されなかったことがわかる。Palmerのリーディング面での功績を明らかにしたい。

自著を語る 「政策史から現政策を斬る:江利川春雄著『日本の外国語教育政策史』を素材に」
提案者:江利川 春雄氏(和歌山大学教授)
指定討論者:拝田 清氏(和洋女子大学教授)

【概要】官邸主導による「グローバル人材育成」を学校教育に求める異常な外国語教育政策。英語教育界に身を置く者として、沈黙は許されない。まずは即座の反論、幅広い呼びかけ、代案の提起。より根本的には、外国語教育政策を歴史的にたどり直し、現状の問題点を学問的に焙り出すこと。古代にまで溯り、現実の政策批判に追われ、刊行に7年を費やした。政策史年表と資料集も附したので、多角的・批判的な検討の上に、あるべき外国語教育政策を共に考えていきたい。

(案内地図は順天堂大学のWebサイトより引用させていただきました。)

詳細は学会HP (http://hiset.jp/)をご覧ください。

問合せ 日本英語教育史学会例会担当
reikaiアットhiset.jp *Eメールの「アット」を「@」に変更してください。

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