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”人を育む”に”ヒトを学ぶ”がどのように繋がるのか?-セルフ・エスティーム編-

開催日時 13:00 16:00
定員12名
会費3500円
場所 東京都渋谷区 セミナールーム

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【大変申し訳ありません。期日までに催行人数に達しなかったため、開催いたしません。よろしくお願いいたします。】

 私が小学生のときは,運動をするときに水分を適度にとるという考え方は普及していませんでした。水分補給は休憩中にとるもので,練習時間と休憩時間がハッキリと別れていました。しかし現在では,プロスポーツ選手だけではなく学校現場でもパフォーマンスの向上のためには適度な水分補給が必要という考え方が普及しています。

 このように様々な研究が進み,今までの常識が覆ることはよくあることですが,研究成果が一般的になるまでには時間がかかります。

 近年,脳科学など“ヒト”の研究の成果は飛躍的にすすみ,今まで常識とされていたことが覆ってきています。そして,心理学の分野では「セルフ・エスティーム(自尊感情・自己肯定感)」を高めることが必要だということが学校現場でも言われ始めました。しかし,内閣府「平成26年版 子ども・若者白書(全体版)」によると,下記のような記述があります。

⑴自己肯定感
日本の若者は諸外国と比べて,自己を肯定的に捉えている者の割合が低く,自分に誇りを持っている者の割合も低い。
日本の若者のうち,自分自身に満足している者の割合は5割弱,自分には長所があると思っている者の割合は7割弱で,いずれも諸外国と比べて日本が最も低い。年齢階級別にみると,特に10代後半から20代前半にかけて,諸外国との差が大きい。

 東京都では,東京都教職員研修センターと慶應義塾大学との共同研究を行い,セルフ・エスティームを高める学校教育を目指しています。

「セルフ・エスティーム」は,心理学者ナサニエル・ブランデン氏により,“自負心は内的な体験であり,人間存在の核心にあるものです。自負心は〈人が自分のことをどう思い,どう感じるか〉ではなく,〈自分が自分自身をどう思い,どう感じるか〉なのです。”と語られています。〔引用文献:自信を育てる心理学/ナサニエル・ブランデン(著者),手塚郁恵(訳者)p22より(自負心はself-esteemのこと)〕

 “ヒトを学ぶ”つまり、脳科学の様々な研究やセルフ・エスティームについてなど体験を通して掴むこと,そして、それが“人を育む”にどう繋がっているのかを皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

【概要】
第1部 脳科学が教育現場でどのように活かされるか
第2部 セルフ・エスティームを体感する
第3部 人を育むときに大切にしていきたいこと

【留意点】
※内容上、7月20日までに最少催行人数4名に達しない場合は中止いたします。ご了承ください。
※渋谷区内セミナールームを予定しております。お申込みの方に直接お知らせいたします。

【講師紹介】
◇服部 剛典
 トモに創る未来・代表
 一般社団法人ひらけごま・理事
 元高校教諭(17年間)

 『先生が輝けば、子どもたちはもっと輝く』をコンセプトに、先生のためのコーチングセッション、学級づくりセミナー、脳科学・心理学を学校現場へ、Co-Teaching、教育の語りべなど各種セミナーの主催。そして、トモに創る未來/一般社団法人 ひらけごま/日本イエナプラン教育協会愛知(名古屋)支部の立ち上げを行いました。
 講座は、学校現場でヒトに対する様々な知見をどのように活かしていけば良いかを高校現場の実践を通して創り上げ、学校の先生を中心に、民間企業の方、大学生など、全国に向けて動き出してから600名以上の方にお届けしました。

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