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宮城いずみ会4月例会(小学校国語 2020)

開催日時 13:30 16:00
定員20名
会費500円
場所 宮城県大崎市古川西部コミュニティセンタ ー 

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教材 東書2年上「たんぽぽ」
説明文は、しばらくぶりです。
教材研究と立案について学びあいます。
参加フリーです。
芦田恵之助先生が全国で授業され残された実践(指導法:教式)に学んでいます。
初心者大歓迎です。

2月の宮城いずみ会について報告いたします。
S先生がこの3月で定年退職され、その後、しばらく日本を離れられることになり、送別会を兼ねた会となりました。
そのため、いつもより早く午前11時30分の開始となりました。
A先生が準備してくださったお弁当をいただきながら会を進めました。

S先生は、いずみ会で勉強することができて本当に良かったと、時々涙を流しながら話されました。
参加のきっかけは、平成25年の鹿島台二小での夏の会ということでした。
はじめの二年間は、毎月の宮城いずみ会への出席が苦しかったけれど、奥様の後押しもあって乗り越えたこと。
その後は、授業も面白くなり、校内研究などでも積極的に授業をするようになったことなど、いいお話をしていただきました。
また、同じ小学校に勤める若い先生を連れてきてくれました。

S先生は、参加したはじめの会から、極めて積極的に質問をし、教式への理会を深めようと努力されておりました。
その姿勢は、宮城いずみ会を活性化し、私たちの曖昧なところを反省させてくれるものとなりました。
また、平成28年、29年と二年間続けて、夏の会での登壇者となり、作文の記述・批正の壇を見事に踏んでくれました。
これまでの貢献に感謝し、先生の益々のご活躍を祈念する、よい時間となりました。

午後1時15分から、東書2年「ニャーゴ」の授業報告と話し合いを行いました。
今回の授業は、私が石巻市立の小学校で行った、第一次指導1時間、第二次指導3時間、第三次指導1時間の5時間の報告です。
まず教材を区画に従って順繰り読みをし、その後、筆録を輪読して授業の概要を把握してもらいました。
各時間ごとに、授業者が補足説明をし、質疑応答したり感想を述べていただいたりしました。

今回の授業では、先達の故及川勝(おいかわ すぐれ)先生が文字小学校で踏まれた壇がたいへん参考になりました。
筆録には及川先生が「一からの出直しだ」という感想文を載せておられますが、後進の者には示唆に富む筆録となっております。
筆録や感想文の意義を改めて認識させていただきました。

今回の授業も、授業者の解釈で引っぱってしまう部分があり、子どもたちを迷わせてしまいました。
子どもに乗って進めていく柔らかさが足りなかったと反省しております。

今回、学んだことは次の二点です。
①第一次指導の「六とく 5◎山」が、第二次指導の「二とく 7◯おさらい」につながるところ。
②第三次指導の「六とく」の扱いが、授業全体を振り返る重要な役割を持っていること。

①は、「国語科指導の単純形態」にある、「着眼の方向が狂っている場合、その狂いは第二次指導にいって如実に表れる(P.490」ということを実感したことです。
②は、第二次指導まで終えた目で文中の漢字を見るという、「六とく ◎こもる力」が、少し分かったような気がしたことです。

そんな話を会の中でさせていただきました。

やはり、壇を踏んでこそ分かることがあると思います。
これからも、させてくださる学校がある限り、授業を通して、「足の裏で」教式を理会していきたいと思います。

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