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第80回 法則化高校「紫式部」サークル例会!

開催日時 18:30 20:00
定員10名
会費会場参加は100円円
場所 京都府京都市左京区西部いきいき市民活動センター 

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第80回 法則化高校「紫式部」サークル例会!

11月例会もオンライン開催します。
模擬授業・レポートテーマは
「11月の風物詩」です。
見学参加も歓迎します!!!

10月例会は4人かなと思っていたら
当日参加者が増え11人でZoom画面が賑わいました。
またまた国語授業のオンパレード、知的で楽しいオンライン国語授業の連続です。コンテンツのプレゼントもあったりします。
ぜひ、ご参加ください!!!

以下に参加者の10月感想を届き次第、紹介していきます。

○本日は、お世話になりました。
今日一番の学びは、高校古典は、論文を書くという構えで
教材研究をする必要があり、それが授業に厚みを持たせ、
生徒をひきつけるということでした。
特にS木先生の模擬授業やコメントからそのこと学びました。
そうして教材研究したものを、如何にわかりやすく授業で展開するか。
ここに、向山型国語の技術が生きると思いました。
中高の教師は、教科を問わずまず深い教材についての素養が必要で、素養から導き出された
授業の肝心なところをいかにわかりやすく伝えるか、というところで教育技術が必要になってくるとあらためて感じました。今日は、深い例会でした。
ありがとうございました。
○本日はありがとうございました。
今日は、本当に豊かな気持ちになりました。「雅」な世界でした。
自分に素養のないことがよく分かりました…
この間、生徒に「鄙」という言葉を教えましたが、私こそが鄙でした。とほほ。
M先生、あの漫画、私も持っています。
現代語訳や説明で、内容を理解した後に、もう一度古文を読ませて、
原文の簡潔、明快な表現に気づかせたいと思いました。
Y先生、考えました。知的な授業だと思います。詞書はないのかな?と思いました。男性でも女性でもどちらでもいいような気がするのは、現代の感覚なのかどう か。ちょっと気になりました。
K先生、コンテンツが美しいです。黄色の萩の紅葉、見たことないかもしれません。花札の鹿の札には、赤と黄色と両方あったと記憶していますが、どうでしょう か。両方入り混じるのも、美しい感じがします。
鹿の鳴き声は本当に悲しく聞こえるものなんでしょうか。
S先生
秋の七草は全部言えますが、写真でしか見たことがないものが多くて驚きまし
た。フジバカマの匂いをかいでみたいです。草花の名前を和歌から見つけるのは楽しかったです。こんな話を、共通テスト対策の隙間に入れていきたいです。
漢文の授業。書き下し文から入るのは賛成です。量産した(といってもそうたくさんはありませんが)音読プリントあります。もし必要でしたらお声がけください。
書き下しプリントがいいですね。自分で間違いに気づくのがよいと思いました。
「レ」は、「アッパー、下から上、下から上」とジェスチャーいれてやると分か
りやすい生徒もいました。
一字ずつ確認するのはやっていなかったです。たしかに、そこで落ちていた生徒
はいたかもしれません。丁寧ですね。
共通テストレベルになると、大事なのは語順かな?と思って、どれが主語で述語
で…という話をしていますが、それでいいのか、また教えていただきたいです。
S木先生、圧巻です。研究、探究活動を古典ですることの魅力。久しく忘れていました。和歌の数を数える方法は、そういえば、卒論・修論でやりました。
「だに」「すら」「さへ」の使われている和歌を万葉集、古今和歌集、源氏物語
で探して、数を数えたりしました。そういえば。
共通テスト対策が、単に点数を取れる(それは重要ですけれど)だけで終わらず に、言葉の面白さや文章の価値、現代とのつながりなど、豊かなものにつながっ ていくような授業がしたいと改めて思いました。
今週は、必死で推薦書を書く日々で追いまくられていましたが、来週からは少し
落ち着きます。
じっくり文章を向き合い、教材研究を大切にしていきたいです。
またご指導ください。
授業のレベル、深い教材研究に圧倒されました。
次は打ちのめされることを覚悟に、授業を作ります。
次回もどうぞよろしくお願いいたします。

○鹿児島のYです。
模擬授業をした後、コメントをいただいて、それがすごくためになりました。
主発問をどうするのか考えていました。ヒントをいただけました。
K先生のもみじを漢字に当てはめる。鹿か話者かの検討など歌の内容が深くなっていくことを実感しました。
S木先生の源氏物語の月の登場や仮説に基づく研究は、教材研究の奥深さを知ることになりました。
古典を今に生かしていくヒントをいただきました。
S本先生の、秋の七草、画像を通じて昔の人々の美意識を体感することができました
また、歌に隠された花のことや漢文の読ませ方の工夫、今後の授業でやってみます。
M本先生の師匠とのやり取り。昔も今も通じるヒントがたくさんあると思いました。
古典に込められた思いをわかりやすく理解させる工夫が随所にありました。
教材研究の深さ、古典の魅力を感じる時間になりました。
○神奈川のS木です。S先生の「月見れば」の歌から伺いました。なるほど、この歌にはユニセックスなところがあるな、と思いました。
K先生のパワポは画面がきれいなのでいつも見とれてしまいます。「紅葉」「黄葉」は面白い観点ですね。
古今集の配列からすればやはり「黄葉」なのでしょうね。
S本先生はロイロノートにしているのがすごいです。たくさんある画面の中の、あの小さいやつ見てみたいなと思うところがありました。
私のは作成途中ですいません。方向性だけですが、今の興味は、
1 探究型にプレゼンテーションを組み立てる
2 学生時代にやっていた源氏物語のテーマをパワポ化する
3 日本文化(源氏物語・狂言・連句など)を英語で紹介するとどうなるか
などです。学生時代を思い出しながら、新たな気持ちで研究していきたいと思っています。
いいずな書店の共通テスト問題集を使っていますが、素材がとても面白いです。問五はだいたい、授業スタイルで生徒たちが話し合う体裁ですが、この話し合いは大学のゼミレベルだよと言いながらさらに発展的に展開させています。
 例会でお話しした、ピーターマクミランさんの本は
  『日本の古典を英語で読む 』(祥伝社新書)でした。この人は百人一首も英訳なさっていますね。
 そのほか、ハルオ・シラネさんとか、リービ英雄さんとか、面白いですね。
 共通テストの問題を解くのに加えて、どう古典の面白さを売り込むかを意識してやっています。
 自分が興味深そうに、楽しそうに授業するのが一番かなと思います。
 だから探究的にやっています。編集工学研究所編『探究型読書』も参考になります。(この本も8月に京都の大垣書店で出会った本でした)
 大学での研究は苦しいこともありますが、楽しく面白く興味を持ってやろうという想いでやっていました。それを高校生に伝えて、大学ってこういう研究をするところだよと示していきたいと思います。

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10月の模擬授業テーマは
「秋・紅葉」です!

次回もZoom開催です。
模擬授業なし、見学のみの参加もできます。

9月は参加者で9名でした。
神奈川や山梨からもご参加いただきZoom開催ならではだなあと嬉しくなりました!
いよいよ10月ですね。
紅葉の京都観光ついでに
ぜひ
中高国語授業づくしの
紫式部サークル例会にも
お申し込み・ご参加ください。

当日Zoom参加・会場参加は
必ず御問い合わせをお願いします!

【9月参加者感想】
●本日は、たいへんお世話になりました。私の授業を丁寧に検討していただき、ありがとうございました。
一番の学びは、「言葉を削る」のは、発問・指示・説明だけでなく、コンテンツも同じであることです。
親切心から余計な情報を与えてしまう傾向があることに気づきました。
その点、昇級された先生の授業のコンテンツは、余計な情報がなくすっきりしていました。
後半の頭に、時間調整のつもりでサマーセミナーやTOSS中学JAPAN,
向山型国語教え方セミナーの感想交換を提案したのですが、私自身講師の主発問を答えられず、メモしておらず、如何に聞き方が杜撰か思い知らされました。
坂本先生が作り続けておられる授業コンテンツの量に圧倒されました。次回もよろしくお願いします。
ありがとうございました。

●K先生の模擬授業。
毎回、コンテンツを作ってこられ、勉強し続けられ素晴らしいです。
黒・赤・青字を使い分けわかり易いです。生徒が答えやすいように、色を変えた部分が答えになるようにされる工夫なども、勉強になります。
M先生の模擬授業。
画面がすっきりと見やすかったです。
一つのスライドで一つの質問という感じで、理解しやすかったです。
坂本先生のOBSやロイロノートなど、新しいものをどんどん学ばれていかれる姿勢もすばらしいです。
サマーセミナーは、不参加でしたが、TOSS中学JAPANの授業のこと、全く思い出せず恥ずかしいです。S先生の突っ込んだ質問によって、K先生やH先生が、思い出してくださって、感心することしかできませんでした。
今回も、勉強になりました。
ありがとうございました。

●サークルに参加させていただき、感謝感激です!!!とっても話題が豊富で、楽しかったです。
大阪大学の入試問題がスラスラ解けそうです!
参加したセミナーについてのアウトプット、私自身も難しくてやったことがありません。にもかかわらず、突っ込んで質問を沢山して困らせてしまい、ごめんなさい!
さて、直前に作った拙いコンテン(「月の異名」)をご活用ください。ビックリなさるかもしれませんが、制作途中のまま添付致します。皆様がどのように料理なさるのか、楽しみです。
次回のサークルで!!

●私用のため、途中で退出してしまい、申し訳ありません。
K先生
いつもながら専門性が高く、とてもわかりやすい授業でした。
二つの和歌から共通点、相違点を記述するのにどこを押さえておけばいいかを〇で囲む工夫をされていて、自分も実践したいと思いました。
また、今回使われた教材や発問が大阪大学の過去問だと知り、優れた問題選びというのも教師のスキルとして必要だということに気づかされました。
M先生
無駄のない、とてもスッキリとしたコンテンツだと感じました。「変化のある繰り返し」を用いて授業されていたので、これなら子どももわかりやすいということを実感できました。
サマーセミナーやJapanについては、メモは取っているものの、主発問やどんな授業展開だったかについては殆ど覚えていなかった自分がいたことに、少なからずショックを受けました。自分が受ける目的だけでなく、セミナーのテーマもとらえて受講していきたいです。
次の例会も参加したいです。今後ともどうぞよろしくお願いします。

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