| 開催日時 | 20:00 〜 22:00 |
| 定員 | 200名 |
| 会費 | 1500円 |
| 場所 | 東京都品川区上大崎3-14-58 クリエイト目黒103 |
コロナ禍のなかで迎える戦後76年目の夏、ポーランドとドイツで歴史の継承に携わるお二人のガイドにご登場いただき、お話を聞きます。
中谷剛さんは、ポーランドのアウシュヴィッツ博物館で20年以上にわたり、日本語で案内をしています。100万人を超えるユダヤ人をはじめポーランド人やソ連兵捕虜、ロマの人々も犠牲となった、ホロコースト最大の虐殺の地アウシュヴィッツ。一回のガイドは3時間から5時間以上に及ぶこともあります。学生や教員、医療従事者など、収容所跡を見学する多様な人たちに、ときに問いを投げかけながら、中谷さんは歴史を伝えます。
中村美耶さんは、ドイツの首都ベルリン近郊にあるザクセンハウゼン強制収容所記念館でガイドを務めています。ザクセンハウゼンは、ナチ政権初期の1936年に開設され、この後ドイツ占領下に次々と建設される収容所の「モデル」として位置づけられていました。中村さんは、フンボルト大学歴史学科で収容所内の性労働などについて研究する傍ら、課外授業で訪れる地元の子どもたちを中心にドイツ語で案内しています。
ホロコースト生還者が次々と他界し、歴史が遠ざかっていく現在。体験を継承し伝えていくことの難しさとは?
日本にルーツを持ちながら、ヨーロッパの現地でナチズムやホロコーストの歴史を伝える意義とは?
3DやAI(人工知能)など最新技術を活用した展示や証言のデジタル化がもたらすものは?
中谷さんと中村さんがそれぞれの現場でガイドという仕事を通して見ている「歴史」について、お話をうかがいたいと思います。
皆さまのご参加を心よりお待ちしています。
【会場】
オンライン(zoomを使います)
【ゲストスピーカー】
中谷剛(なかたに たけし)
1966年兵庫県神戸市生まれ。オシフィエンチム在住。1991年よりポーランドに居住し、1997年にポーランド国立アウシュヴィッツ博物館の公式通訳の資格を取得。同ミュージアムの日本語公式ガイドとしてこれまで20年以上に渡り来場者を案内する。通訳、翻訳家。著書に『ホロコーストを次世代に伝える アウシュヴィッツ・ミュージアムのガイドとして 』(岩波ブックレット)、『アウシュヴィッツ博物館案内 新訂増補版』(凱風社刊)。
中村美耶 (なかむら みや)
1987年京都府生まれ。ドイツ・ベルリンのフンボルト大学歴史学科に在籍。卒業研究のテーマは「ナチ強制収容所において性労働を強いられた女性に対する補償および名誉回復の歴史」。2016年にミッテルバウ=ドーラ強制収容所記念館でインターンシップ、2017年から2020年までベルリン森鷗外記念館の学生アシスタント。2017年からザクセンハウゼン強制収容所記念館でガイドを務めている。
【申込方法】
下記のホームページから参加申込を受け付けています
https://kokoro20210827.peatix.com/
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