開催日時 | 20:00 〜 22:30 |
定員 | 40名 |
会費 | 社会人:1000円(年会費納付者は無料) 学生:無料円 |
場所 | 東京都千代田区一番町13-12-201 |
このイベントは終了しました
気になるリストに追加2023年8月26日(土)午後8時からの月例会(第765回)をご案内させていただきます。
問題提起をされる『東大生のジレンマ』著者・光文社新書朝日新聞THINKキャンパス総合監修者の中村正史さまからのメッセージです。
『東大生のジレンマ~エリートと最高学部の変容』を読んだ私の娘の友人(30代前半)が以下の感想を送ってくれました。
「題名を見た時の第一印象は、『東大生なんてそもそも自分とはスタート地点も違うし、彼らのジレンマを知って何になるんだろう』というのが正直な感想でした。でも読んでいくうちに、①日本への希望、②自分に刺さる、背中を押される数々の言葉がありました。私は自分に自信がなくて、このままじゃダメだと思っていた時にこの本に出会い、努力し続けている人でもこんなに悩み、頑張っているのだから、自分に逃げずに向き合って、行動を起こそうと決意しました」
私がなぜ東大生の変化を取り上げたかといえば、東大で起きている変化は日本の大学の変化を象徴するものだと思ったからです。日本社会で東大は特別視されることが多いですが、東大生は何も特別な存在ではなく、現在の大学生全般に共通する変化です。
本書に登場する学生たちの言葉を読めば明らかなように、タイトルの「ジレンマ」が意味するのは、親を含めた周りから望まれる進路や生き方と、そうしたレールから外れてでも、自分のやりたいことをする、自分の進む道は自分で決めるという生き方との葛藤です。
今回のテーマ「私は金太郎飴になりたくない」は、まさに現在の高校生や大学生に通底するものです。
日本の教育は大きな転換期にあります。この十数年、高大接続改革や大学入試のあり方が議論されてきました。その着地点とも言える共通テストの評価はさておき、重要なのはバブル期までの経済を支えた日本の教育は限界に達していることが共通認識になったことです。
周りと同じことをするのが正解だった社会から、自分の興味・関心に従って周りと違うことをすることが求められて社会へ。私はここに教育の未来、日本の未来を感じています。
8月例会では、高校生を交えて、「金太郎飴になりたくない」ムーブメントの現状とこれからのことを掘り下げることを期待します。
日本の教育は大きな転換期を迎えています。教育関係者が、学びの主役である生徒・学生の可能性を紡ぎ出すことに智恵を出し合うことが求められます。
今月も、高校・大学関係者、そして、生徒・学生、さらには行政、企業人にも加わっていただきワイワイガヤガヤと本音で語り合うことといたします。
良き明日に向かうためのヒントが紡ぎ出されるものと確信いたします。
お一人でも多くの皆さまには、お仲間、生徒・学生さんにお声かけの上、ご参加をお願いいたします。
■日 時 2023年8月26日(土)20:00~22:30pm
■テーマ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
変わる学生 私は金太郎飴になりたくない
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■問題提起 中村正史 大学ランキング元編集長・朝日新聞THINKキャンパス総合監修者
コメント 中村勝之 桃山学院大学経済学部教授
片山英治 野村證券(株)金融公共公益法人部主任研究員
西澤美佑 小松大谷高等学校2年生
向島雄気 多摩大学附属聖ヶ丘高等学校2年生
野澤未来 多摩大学附属聖ヶ丘高等学校2年生
総 括 宮下明大 立命館東京キャンパス所長
■参考図書 『東大生のジレンマ』中村正史 光文社新書 2023.6.30
■参加費 社会人 1000円 年会費納入者は無料
学 生 無 料
■申込&問い合わせ先
E-mail:yoneda@fmics.org
申込締切 2023年8月25日(金)
*お名前、ご所属、連絡方法、本月例会を何によってお知りになられたかをお知らせください。
*参加エントリーをいただきますと参加費の入金先をお知らせいたします。
入金を確認の上、ZOOM会議室入室URLを送付いたします。
*詳細はhttp://www.fmics.org/で確認ください。
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