開催日時 | 10:00 〜 18:00 |
定員 | 10名 |
会費 | 9000円 |
場所 | 東京都新宿区西新宿5-1-17 マンション西新宿205 |
【多数の「小中高の先生」が参加、約9割の参加者が「仕事や生活にとてもためになりそう/ためになりそう」と回答】
≪はじめに≫
ユーモアスキルは生まれ持ったものではありません。理論に基づいて、その能力を高めることが可能です。
その方法を明らかにしたのが、日本で初めて人を笑わせる(楽しませる)能力の尺度化に成功した「ユーモア・スキル」です。「ユーモア・スキル」は、2014年に、お笑いコンビ「モクレン」の矢島伸男(日本即興コメディ協会副代表)の研究によって誕生しました。
医学・心理学・教育学・社会学など、あらゆる観点から笑いを研究し、表現力・創造的思考力・コーピング力・論理構成力の4つの領域の複合的な関わりを「ユーモア・スキル」と定義しました。
「ユーモア・スキル」の誕生は、笑いの理論を日頃のコミュニケーションに生かすことを可能にし、教育や企業研修などに活用されつつあります。
当講座は、笑い学研究の最先端にある「ユーモア・スキル」を、その生みの親である矢島講師の下、1日のワークショップ形式で行います。実際には座学による理論の講義と笑いに関するグループディスカッションや30秒コントなど笑いを作る体験も実施します。
≪「アクティブラーニングとユーモア・スキル」について ≫
近年、学校教育の中で「アクティブラーニング」(能動的学習)という言葉が注目されています。しかし、子どもが実際に「能動的」であるかを考えず、ただその手法(グループ発表・プレゼンテーション・ディスカッションなど)を取り組ませるだけでは、「アクティブラーニング」に深まりが生まれず、形骸化を招いてしまいかねません。
そこで考えなくてはいけないのは、「学びの深まり」です。実際に子どもたちがアクティブラーニングの中で、何を感じ取るか、何を理解させ、主体的に学び取らせるかを深めなくてはいけません。ある事物や行動に対して、子どもたちがあらゆることを「感じ取る力」こそ重要なのです。
そこで大きな役割を担うのが、「ユーモア・スキル」です。特に、その2つ目の領域である「創造的思考力」です。「創造的思考力」とは、ある1つの物事に対し、多くの視点や考え方を持ち、1つの答えや意見に縛られない、柔軟な思考・発想を促す能力です。
この能力を育成することにより、子どもの発想を飛躍させ、活発な議論が生まれやすい環境を作ることができます。また、他者のアイデアや発想の理解を促し、コミュニケーションにおける他者受容を高めることも可能です。
(1)創造的に思考すること
(2)物事を多面的に評価すること
(3)他者の意見やアイデアを受け入れること
これら3点が、「ユーモア・スキル」のアクティブラーニングへの効果であると考えます。
≪詳細≫
『ユーモア・スキル養成講座基礎1日クラス』
【日時】2016年5月8日(日)10:00~18:00 (9:45 開場)
【場所】西新宿ルーム205(東京都新宿区西新宿5-1-17 マンション西新宿205)
【定員】10名
【主催】日本即興コメデイ協会
【参加費】 9,000円 ※1
※1. 初回限定特典: 日本即興コメディ協会への入会希望の方の年会費3,000円が不要となります。
【お申込・お支払い】
チケットサービス Peatix: http://humorskill-20160508.peatix.com
≪内容≫ ※適宜、休憩を取ります。
10:00~10:30 講師自己紹介/アイスブレーク
10:30~11:30 「ユーモア・スキル」とは何か?
11:30~12:30 「ユーモア・スキル」の第1領域「表現力」を鍛える
12:30~13:30 昼食休憩
13:30~14:30 「ユーモア・スキル」の第2領域「創造的思考力」を鍛える
14:30~15:30 「ユーモア・スキル」の第3領域「コーピング力」を鍛える
15:30~16:30 「ユーモア・スキル」の第4領域「論理構成力」を鍛える
16:30~17:30 笑いの両義性・危険性について
17:30~18:00 クロージング
≪講師紹介≫
矢島伸男
1987年生まれ。東京都墨田区出身。創価大学大学院文学研究科・教育学専攻教育学専修博士後期課程単位取得退学。大学時代、お笑いコンビ「ナンブヤジマ」として活動。学生のお笑い全国大会で個人戦・団体戦含めて4度の日本一を獲得。
現在、お笑いコンビ「モクレン」として活動しながら、漫才やコントを用いた教科学習の実践やコミュニケーション教育の開発を行っている。
2014年には、日本で初めて芸能従事者を対象とした「ユーモア・スキル」調査を行い、人を笑わせることがコミュニケーション能力とどのように関連しているかを明らかにした。研究の専門はコミュニケーション教育と「笑い」。
≪募集対象≫
「ビジネスや教育現場などでユーモアスキルを活用したい」方。
「アクティブラーニング、研修、ワークショップで何か面白いアイデアはないか…」とお悩みの方。
「単純に面白くなりたい!」と思っている皆様にぴったりの講座です。
≪本講座の達成目標≫
「ユーモア・スキル」および、講師が提示する新たな「ユーモア観」を通じて、参加者の笑いに対する価値観・姿勢に関して新たな知見と学びを得ること。
笑いにとって重要なことは、伝え手の表現力ではなく、第1に受け手のユーモアに対する感覚、第2に伝え手の受け手に対する表現的配慮および親近感である、ということを理解すること。
人を笑わせる(楽しませる)、または笑われるという経験を前向きに捉え、自信が持てるようになること。
笑いをアカデミックに、そして楽しく学ぶ素敵な時間を、一緒に過ごしませんか?内容などについて疑問点等ございましたら、お気軽にご連絡ください。
【お問い合わせ先】
E-mail : improvcomedy.jp@gmail.com
担当 :日本即興コメディ協会 横内浩樹
日本即興コメディ協会 Web サイト: http://improv-comedy.org/
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