開催日時 | 14:00 〜 18:00 |
定員 | 50名 |
会費 | 先着順 無料円 |
懇親会の定員 | 15名 |
懇親会の会費 | 4000円 |
場所 | 東京都新宿区西新宿1-6-1 早稲田大学16号館704教室(地下鉄早稲田駅下車、徒歩10分) |
2017年度 教師教育研究所『戦後教育実践セミナー』
テーマ:社会科の初志をつらぬく会がめざしたもの
-問題解決学習はこうしてうまれた-
講 演:市川 博氏(横浜国立大学名誉教授)
社会科の初志をつらぬく会の理論とめざしたもの
梅田比奈子氏(横浜市立瀬ヶ崎小学校)
社会科における問題解決学習の実践
講演終了後 質疑討論
近年、教育の危機が叫ばれ、そうした中で、教育を再生するために、実践力や教育力、人間力のある教師が求められています。協働的で自立した教師、教材開発力や授業実践力を身に付けた教師、子どもや保護者と向き合い共感できる教師の養成が急務とされています。団塊の世代のベテラン教師が大量に退職し校種によっては経験年数10年未満の教師が半数を占めている学校も出てきています。このような状況で教師は「いじめ」「不登校」「暴力」「学力低下」「貧困」あるいは保護者や地域の問題などに向き合うことが困難になっています。他方、成果至上主義的な流れが強まり教師が本来大切にしてきた子どもと向き合う時間も取れなくなってきています。勤務も夜の8時、9時は当たり前、土、日も家庭に仕事を持ちかえることが常態化し、疾病による休職者の増大、中途退職者が増えています。
これまでなら若い教師に先輩教師が教科研究や授業、学級経営、生活指導、保護者対応などを学年研究会や、地域の研究会などを通して育てていく風土がありました。しかしながら現在では自分の学級経営だけで精一杯で若い教師までなかなか支援できない状況が生まれています。
「戦後教育実践セミナー」は教師に求められる実践力、教育力、人間力を身につけて、そうした教師を育てるために必要な事柄を、戦後、我が国で取り組まれてきた教育実践の取り組みと成果から大切と考え、開催されているものです。
2017年度の戦後教育実践セミナーでは「社会科の初志をつらぬく会」の先生方をお迎えしてお話を伺います。
今、教師を取り巻く状況が大きく変わり、多くの課題を抱えている中で様々な実践が続けられています。戦後教育をふりかえり、その実践者から直接話を聞くことによって、現職の教員やこれから教職を目指す学生の実践力の向上に資するばかりでなく、自分の進路を模索している皆さんにも、教育や教職への関心を高めるきっかけになるものと思います。
皆様の参加をお待ちします。
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