開催日時 | 16:00 〜 19:00 |
定員 | 30名 |
会費 | 改印円 |
場所 | 東京都渋谷区千駄ヶ谷1-1-12 桜美林大学四谷キャンパス(千駄ヶ谷) |
AI入門講座 -2- 教育×AIの今 AIと共生するって、こういうことなのか!
中学高校大学は、可能性の塊の生徒・学生が、AI時代を強かに活き抜くためのファンダメンタルズを身に付ける「安全な場」でなければなりません。
AIの時代、変化は指数関数的にスピードアップしていきます。もぉぉぉ、AIに対して、食わず嫌いであってはなりません。
指数関数的に拡大していくAIという新しい能力をいかにコントロールし、どのように人間の文化としていくか,現代はAIの能力と同時に,人間の本質が問われている時代でもあるのです。
『AIに心は宿るのか』2018
松原 仁 集英社インタ-ナショナル新書 164p
AIアレルギーを払拭するために、3月、4月、5月の3回、基礎の基礎をしっかりと勉強いたします。皆さまには、お仲間をお誘いの上ご参加ください。
中高生・大学生の皆さんには、特にお勧めいたします。
今回は、ご参加と皆さまと「カード出し」手法により、AIと共生することの意味を実践的に深化いたします。
なお、ご参加にあたり、4月17日(水)「FMICS BOOK PARTY」の指定図書である『誤解だらけの人工知能-ディープラーニングの限界と可能性』2018 田中潤・松本健太郎 光文社新書
を一読されますことをお勧めいたします。
4月の問題提起は、(株)デジタル・ナレッジ eラーニング戦略研究所 主任研究員の岡田健志さんです。
■岡田健志さんからのメッセージ
AI(人工知能)関連技術はいまや身近なものになっています。一方で、一つひとつのサービスにどのような技術がどのように応用されているか具体的なイメージをしている人は少ないというのも実情です。
様々な展示会などでAIを使ったサービスを目にすることができますが、その中身を想像して説明員と密な情報交換ができる人は少ないのです。
さらにAIリテラシーが不足している人がまだ多い、という問題とは別に、AI関連技術に関して開発ができる人材不足も深刻な問題となっています。AIについては、政府が3月27日付けで「AI人材年
25万人育成へ/全大学生に初級教育」という目
標を掲げています。ここで考えなければならないのは、AIとの向き合い方にも様々な層があるということ、またそれぞれの立場でどのような技術・リテラシーが必要なのかということも含めた「大局観」です。全ての人間が開発者になる必要なありません。
そこで、今回のワークショップでは、参加者の皆さんと一緒にAI関連技術について学びながら、「AIサービス提供者に対して的確な質問ができるようになる!」ことを目標とします。それによって、今後、AI技術に対して「学び続ける」ための基礎的なリテラシーが身につくと思います。
『AIと共生する社会』や『AI人材』が求められている現代。まず、「身近なAI技術」「教育に転用できるAI」というものがどのようなものなのか、社会一人ひとりが知っておくことが重要です。実際にAIを使った教育サービス設計をしている立場から、身近で具体的な話をさせていただきます。「なぜ急に囲碁AIは強くなったのか」「AI搭載と非搭載の掃除機のちがい」など、サービス設計裏話なども紹介します。技術の話が出てきますが、すべて身近な例・図で説明しますので、数式は一切出てきません。技術の「処理の仕方」ではなく、「どんな技術なのか」「技術の在り方」が重要だからです。
この機会に、「AIと共生するって、こういうことなのか!」という実感を得ていただければ幸いです。
□日 時 2019年4月27日(土) 受付午後3時30分 研究会4時~7時
□会 場 桜美林大学四谷(千駄ヶ谷)キャンパス SY306教室
□テーマ AI入門講座 -2- 教育×AIの今 AIと共生するって、こういうことなのか!
□問題提起 (株)デジタル・ナレッジ eラーニング戦略研究所 主任研究員
岡 田 健 志
□ファシリテーター 文教大学生活科学研究所客員研究員 米 田 敬 子
桜美林大学名誉教授 高 橋 真 義
□参加費 会員:1000円 非会員:2000円 生徒・学生:500円
□申込&問合せ先 米田敬子 yoneda@fmics.org
*お名前、ご所属、連絡方法、本月例会を何によってお知りになられたかをお知らせください。
*参加費は当日会場でお支払いください。
*詳細は http://fmics.sblo.jp/ で確認ください。
■■ 速 報 ■■ 5月のFMICS
□日 時 2019年5月25日(土)受付午後3時30分 研究会4時~7時
□会 場 桜美林大学四谷(千駄ヶ谷)キャンパス SY304教室
□テーマ AI入門講座 -3-
デジタル社会(ロボット、AI時代)に求められる人のイノベーション
~デジタル時代に人はどう変われば良いのか そのための人の育成とは何か~
□問題提起 伊藤忠テクノソリューションズ(株)広域・社会インフラ事業グループ技監
博士・数理情報学、技術士・情報工学部門 早稲田大学非常勤講師
野 村 典 文
新たな産業革命とも称されるデジタル社会に変化していく世の中で、人は将来への希望と不安を抱えながら時代が流れるままに生きています。しかし、この変化は今までとは比べものにならないスピードでおきています。今まで人が行ってきた多くの仕事は、やがてロボットやAIに取って代わられると言われてすでに3年以上が立ちます。しかし、その準備や人の育成を具体的に考えて行動している機関や組織は未だ多くありません。
その理由は、デジタル社会を支える仕組み(AIはその一つ)の本質(データが中心)を理解できる人が少なく、今までの教育体系ではカバーしきれないということが背景にあるような気がします。つまり、人の育成が最大の課題であり、これを克服しなければ希望を持てる新たな世界が訪れないことになります。
今回は、AI時代に求められる人とその育成をテーマにします。さらに、単なる座学ではなく、全員参加型のワークショップ形式で実施します。まず、AI時代に社会がどのように変わるのかを最近の事例を中心にインプットします。その後、人はどのように変われば良いのか、そのために必要な教育(学校だけではなく、社会人のリカレント教育も含めて)とは何か。皆さんでアイデアを出し、議論しながら考えていくことでAIやデータサイエンスの本質も学ぶことができると考えています。
□課題図書
そもそもAIはデジタル社会を築くの道具の一つに過ぎない。つまりデジタル社会とはどのような社会なのかという点を事前に学習しておいてほしいと思います。そのために以下の2つの本を推薦します。
・Society5.0 人間中心の超スマート社会
日経新聞社、日立東大ラボ 著
・デジタル資本主義
東洋経済 野村総合研究所 此本臣吾 著
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