開催日時 | 13:30 〜 17:00 |
定員 | 50名 |
会費 | 0円 |
場所 | 大阪府大阪市東大阪市小若江3-4-1 近畿大学18号館北棟303教室 |
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気になるリストに追加 子ども達に豊かな自然観を育む授業においては、科学の系統性と認識の順次性をふまえた明確な到達目標の設定が求められます。それは、子ども達の素朴な自然認識など、素朴概念と交わること抜きにはできません。また、同時に、自然科学の系統的な知識を獲得させるためには、その本質的な概念を問いかける核となる授業の課題創りが大切です。
そこで、今回の第1回研究会では、「子どもが科学の本質に討論で迫る/主体的・対話的で深い学びのための/“やっぱりそうか”を生みだす理科授業研究会」は何をめざしていく研究会なのかという1の基調提案をお話しします。次に、1993年の科教協東京支部冬の学習会での玉田さんの講演を基に、2「到達目標とは何か」を整理します。そして、高校化学の授業の現場で、3 「小・中学生の素朴概念を内包している高校生達と切り結んでいる実践の報告」を受け、4 小3「ものの重さ」の〈のぼりおり〉で考える素朴概念と到達目標の提案をします。また、5 1/1000グラムを量れるストロー天秤を参加者のみなさんと製作するとともに、「深い理解につながる実験とは」などについて報告します。
こうした内容を、参加されるみなさんと共に考えたいと思います。
1:基調提案【「やっぱりそうか研究会」とは】/玉井【15分】
2:「到達目標とは何か―玉田氏の講演記録等から―」/石渡【15分】
3:高校化学の授業の中で(仮)-小・中学生の素朴概念と高校生-/澤田【45分】
4:小3「ものの重さ」の〈のぼりおり〉で考える素朴概念と到達目標/生源寺【45分】
(休憩)15:30-15:45
5:ストロー天秤制作&「深い理解につながる実験とは」/滝川【30分】
6:全体討論 ~17:00
どなたでもご参加いただけます。できるだけ、玉井宛 tamai17@kindai.ac.jp に事前申込みお願いします。