開催日時 | 13:00 〜 17:00 |
定員 | 250名 |
会費 | 無料円 |
場所 | 東京都中央区銀座5−15−8 時事通信ホール |
最近の学力調査結果によると、日常生活で見られる事柄や現象を考える設問の正答率が低い傾向があります。その背景には、子どもたちのなかで、各教科の知識、実社会における問題や情報がバラバラに存在している問題があります。現実的な課題を解決するには、獲得した知識・技能・情報を領域を超えて関連づけて取り出し、社会の多様な場面で活用できることが大切です。
AI(人工知能)が社会に大きな変化をもたらす時代。教育に必要とされるのは、分散している知識や情報を関連づけながら、ひとつの課題について考え、根拠をもとに判断し、解決策を相手に伝える資質・能力の育成です。そこで、今回の教育フォーラムは、赤堀侃司氏(東京工業大学名誉教授)による「AI時代の教育のありかた〜学びに向かう力を身につけるには」という特別講演から始めます。
こうした資質・能力を育むには、ひとつの教科の枠に収まらないテーマを設定し、いくつかの教科間の連携を図りながら、各教科から得た知識や情報を関連づける重要性が指摘されています。それが新学習指導要領の柱のひとつ「教科横断的なカリキュラム・マネジメント」です。「実践報告&フリートーク」では、カリキュラム・マネジメント、授業改善、社会科、国語科の実践報告を通して教科横断的な試みの可能性を探ります。
【プログラム】
◉特別講演「AI時代の教育のありかた〜学びに向かう力を身につけるには」
講師:赤堀侃司 東京工業大学名誉教授
◉実践報告&フリートーク
「新学習指導要領全面実施に向けて〜未来を生き抜く子どもたちの資質・能力を高める授業づくり・学級づくり」
進行:田中 博之 早稲田大学教職大学院教授
[カリキュラム]堀口 友紀 江戸川区立南篠崎小学校主幹教諭
[授業改善]前橋麻里子 南アルプス市立八田小学校研究主任
[社会]川端 裕介 函館市立亀田中学校教諭
[国語]植草穂乃花 品川女子学院中等部教諭
アドバイザー:赤堀 侃司 東京工業大学名誉教授
【後援】東京都教育委員会/横浜市教育委員会/さいたま市教育委員会/千葉市教育委員会/(一社)日本教育情報化振興会/(一社)ICT CONNECT 21/(公社)全国学校図書館協議会
【お申し込み方法】財団ホームページから https://www.riso-ef.or.jp/
【お問い合わせ先】公益財団法人理想教育財団事務局 ☎03-3575-4313(担当:山田・江刺家)
【ご来場プレゼント】教科を横断して授業ツールとして活用されている「はがき新聞」の子どもたちの作品を収録した「はがき新聞百科」をご来場のみなさまにもれなくプレゼント!
【はがき新聞とは】学習や生活の中で自分の考えや体験を、相手に伝えることを意識しながら、はがきサイズ等の原稿用紙に新聞形式にまとめるもの。限られた字数であること、イラストやグラフ等を組み合わせることで、より豊かな表現力を育むことができると同時に、児童・生徒の考えて書く力の向上が期待されています。
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