開催日時 | 20:00 〜 22:30 |
定員 | 40名 |
会費 | 社会人:2000円 学生:500円円 |
場所 | 東京都千代田区一番町13-12-201 |
2020年11月21日(土)午後8時からのFMICS2020年11月例会(第732回)をご案内いたします。
デジタル時代に求められる文系の感性 〜 文系デジタル人材をいかに育てるか 〜
いよいよ、デジタル時代を活きることが、リアルな今になります。
デジタル時代の到来を意識して、これまで、国は、データーサイエン教育の必要性を声を大にしてきましたが、今ひとつリアリティーがありませんでした。しかしながら、コロナ禍のもと、世界のデジタル時代の波に乗り遅れていたことが、白日の下に晒されてしまいました。
菅総理は、デジタル庁を恒久組織にするために関連法案の検討を急ぎ、「新しい成長戦略の柱として我が国の社会経済活動を大転換する改革だ」と強調しています。デジタル時代の到来が加速されることとなります。最新のテクノロジーを文系の感性を用いて縦横無尽に操ることができる人材養成は喫緊の課題です。これまで、大学関係者は、カリキュラムを作ったり、学部開設の時には文系・理系の枠で考えることが現実的ではないでしょうか。そのため、理系のデジタル人材養成のカタチに比べて、文系のデジタル感性のある人材養成のカタチは、今ひとつ、よく見えませんでした。
デジタル・データサイエンス対応ということで、文系大学は、一般教養科目の中に、文理共通科目グループ(数学・統計学必須)を作る。2年次以降に、プログラミング系の科目を年次進行に合わせて配置、データ分析の科目を3年次以降に配置するとともに、ゼミナール活動や企業との連携科目でデータ分析とマーケティング等など。このあたりの小手先のカリキュラムの変更で、情報系に生まれ変わりました、DX時代に対応しましたという宣伝文句が並ぶような気がします。果たして、このようなカタチで、デジタル時代を活きる人材を養成できるのでしょうか。 皆さまには、基本の「き」をしっかりと踏まえてデジタル時代を活きていただきたいものです。
問題提起のお三方には、私たちに、基本の「き」として、何をしたら良いのかを考えるためのヒントを分けていただきます。
長谷川克也さまには、国の研究機関として最大のJAXAの研究者の目から見た、世界を目指すべき学生へのエールをお願いいたします。
中村勝之さまは、日頃から、学生・生徒に対して「経済学部は理系学部だ!」と言い続けておられます。文系と理系の垣根についてお話しいただきます。
野村典文さまは、大学に続々と新設されているデータサイエンスの社会人講座や企業と大学の産学連携に関するギャップについてのお話しをしていただきます。
コメンテーターには、学生、大学人、企業人、多彩なお立場の皆さまから一言をいただきます。
ブレイクアウトセッションは、登壇者の皆さまにもメンバーに加わっていただきます。多様な皆さまと、積極的に意見の交換により、問題点を掘り下げていただきます。
皆さまには、お仲間、学生をお誘いの上ご参加くださいますようお願いいたします。
■日 時 2020年11月21日(土)
研 究 会 20:00(午後8時)〜21:30(午後9時30分)
Breakoutsession 21:30(午後9時30分)〜22:30(午後10時30分)
茶 話 会 22:30(午後10時30分)〜
■使用媒体 ZOOM会議室
■テーマ デジタル時代に求められる文系の感性 〜 文系デジタル人材をいかに育てるか 〜
●問題提起
伊藤忠テクノソリューションズ広域・社会インフラ事業グループエグゼクティブ・プロデューサー
広島大学特任教授 野村 典文
JAXA宇宙科学研究所研究開発員 長谷川 克也
桃山学院大学経済学部教授 中村 勝之
コメンテーター
湘南工科大学工学部機械工学科3年・湘南工科大学ロボット研究部部長 柳澤 明良
富山大学研究推進機構機器分析施設技術専門職員 平田 暁子
慶應義塾大学湘南藤沢事務室学事担当課長 西原 裕貴
竹中工務店・桜美林大学大学アドミニストレーション研究科非常勤講師 興津 利継
司 会 桜美林大学名誉教授 高橋 真義
■申込&問い合わせ先 yoneda@fmics.org
■参加費 社会人:2000円 *年会費納入者は無料
学 生:無 料
■参加定員 40名
■申込締切 2020年11月18日(水)
*お名前、ご所属、連絡方法、本月例会を何によってお知りになられたかをお知らせください。
*参加エントリーをいただきますと参加費の入金を確認の上、資料を送付いたします。
*当日、ZOOMミーティングへのご招待をいたします。
*詳細は http://fmics.sblo.jp/でご確認ください。
■速 報■ 高等教育問題研究会FMICS第36回拡大勉強会FMICSシンポジウム
対面によるワイワイガヤガヤは叶いませんが、ZOOMを活かすことによって、全国からのご参加が可能となります。
2021年を迎えるための元気を皆さまと一緒に束ねます。
特に、ブレイクアウトセッションには、時間をたっぷりと割きます。登壇者と皆さまには一体となって、ワイワイガヤガヤ語り合っていただきます。
年末でお忙しいこととは存じますが、多くの皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
■日 時 2020年12月26日(土)17:30(午後7時30分)~22:30(午後10時30分)
■使用媒体 ZOOM会議室
■テーマ VUCAの時代を楽しもう FMICS2020 あなたとわたしのTHINKBIGを束ねます
*プログラムは、固まり次第お知らせいたします。