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探究的な学びをどう実現するか?

開催日時 13:00 20:00
定員200名
会費3000円
場所 東京都 

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探究的な学びをどう実現するか?

【探究的な学びに関するシンポジウムのご案内】
神奈川県横浜市にあります、神奈川大学附属中高等学校で物理の教員をしております佐藤克行と申します。
私が所属しておりますNPO法人理科カリキュラムを考える会の全国大会の告知をさせてください。
多くの皆様と意見交換ができたらありがたいです。
よろしくお願いいたします。

ウィズコロナの時代が始まり、答のない問いに立ち向かえる人材を育成する「探究的な学習」の重要性が増しています。初日は、滝川理事長よりICTを活用した討論による概念獲得についての講演から始まります。また、GIGAスクール構想の進む中、ICTを利用した学習では、どのようにしたら双方向の対話的で探究的な授業を効果的に行うことができるのでしょうか?市立小・中学校にひとり一台の PC配備を完了した小金井市の大熊教育長に、その経緯と将来像を伺います。そして、難しい内容を「伝える技術」とはどのようなものなのか?全国の若者に人気の YouTube動画「まてりある's eye」を制作する物質・材料研究機構(NIMS)の小林隆司広報室長(元 NHKディレクター)に、学習者の興味を惹くためのポイントを実例を交えて伺います。終わりに、ICT時代ならではの探究的な学びの可能性について、参加者の皆さんとディスカッションする時間を持ちます。
小学校では新学習指導要領に合わせた教科書の使用が始まっており、今後は中学校・高等学校にも探究的な学習が導入されようとしています。また、PISA2018の結果の分析がされており、日本の教育の質や教育条件についても考えるべき点が多くあることが指摘されています。2日目は、学習指導要領や教科書がどのように変わっていくのか?という話題を深く掘り下げます。滝川理事長から教員の数や学校の設備といった教育条件についての現状と問題点を紹介した後、国立教育政策研究所の野内頼一教育課程調査官より、新学習指導要領のポイントと、その先の展望をお話しいただきます。その後、来年度から中学校で使用が始まる新しい時代に対応する教科書が、どのような方針のもとで作られたのか?を各社の編集担当者から伺う時間を持ちます。これは前例のない試みで、非常に貴重な機会となります。夕方には、小中高を見通した教科書づくりの研究を続けているグループによる研究報告と、参加者や理科教材会社による、新しい時代の授業づくりのための教材や実践の紹介を行います。最後に、経済協力開発機構(OECD)の教育・スキル局長であるアンドレアス・シュライヒャー氏による特別講演として、「これから求められる教育」「学ぶべき国や地域の取り組み」「日本の教育が目指す方向性」などについてお話しいただきます。遅い時間になりますが、シンポジウム全体を振り返り、参加者の意見交換をしながら終了となる予定です。(参考:「教育のワールドクラス」アンドレアス・シュライヒャー著)

◆日時:2020年 1月 10日(日)13:00ー18:00、11日(月祝)12:00ー20:00
◆主催:NPO 法人理科カリキュラムを考える会 http://www.rikakari.jp/
◆会場:Zoomを利用したオンラインシンポジウム
◆対象:小・中・高・大の理科教育関係者、教育ジャーナリスト、一般
◆参加費:一般 3,000 円会員 2,000 円学生 1,000 円
◆定員 200 名(先着順)
◆申込み:次のサイトからお申し込みください https://rikakari202101.peatix.com
◆協賛:(株)アルファ企画(株)新興出版社啓林館(株)第一学習社(株)ナリカ(株)Libry
◆内容:1月10日(日)
13: 00 講演「 ICTを活用した討論によりいかに概念を獲得するか」 滝川洋二(本会理事長)
14: 15 講演「探究的な学びに挑戦するための GIGAスクール構想 in小金井市」 大熊雅士氏(小金井市教育長)
15: 30 講演「恋愛下手?それじゃ科学は伝わらない .何が人をその気にさせるのか.」 小林隆司氏(物質・材料研究機構広報室長/元 NHKディレクター)
16: 45 ディスカッション「 ICT時代の探究的な学びとは?」
1月11日(月祝)
12: 00 話題「今こそ理科に少人数学級を」 滝川洋二(本会理事長)
12: 25 講演「新学習指導要領と新しい時代の学校教育」 野内頼一氏(国立教育政策研究所教育課程調査官)
13: 35 報告「新しい中学理科の教科書ー何が変わったのか?」 各教科書会社編集担当者
15: 45 報告「小中高を見通した教科書づくり」 小中高理科カリキュラム研究会
16: 55 報告「新しい時代の授業づくり(教材・実践の紹介)」 参加者・理科教材会社(募集中)
18: 00 講演「日本の教育はどこへ向かうべきか?. PISA2018と世界の事例から言えること(仮)」 アンドレアス・シュライヒャー(経済協力開発機構( OECD)教育・スキル局長)
19: 30 ディスカッション「新しい時代の学校・授業とは?」

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