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【保護者・教育関係者対象】安心安全な学びの場づくりを探究する 〜インテグラル理論で実践する大人とこどもが共に成長する教育・子育て〜

開催日時 19:30 21:30
定員30名
会費500000円
場所 オンライン 
【保護者・教育関係者対象】安心安全な学びの場づくりを探究する 〜インテグラル理論で実践する大人とこどもが共に成長する教育・子育て〜

【講座詳細】
本講座は、子どもの教育に携わる大人自身の成長にフォーカスを当てた教育講座です。
私たちが教育を語るとき、子どもを「どう変えるか」ということは語られても、教育に携わる私たち大人が「どう変わるか」ということはあまり語られません。しかし、私たち大人の変容にこそ、教育をより良いものにしていくための鍵があると私たちは考えています。
というのも、私たち大人のあり方が、子どもの成長のあり方に少なからず影響を与えているからです。

たとえば、子ども時代に教師から暴力的な指導を受けて育ってきた教師は、自身の生徒への暴力的な指導をも正当化する傾向があります。また、親が断念した生き方を子どもに代わりに生きさせようとしてしまうということが、家庭教育においてしばしば起こっています。こうしたケースにおいては、教育に関わる大人自身のなかにあるトラウマや、人生に対して抱いている不安や恐れが、子どもに投影されているのです。

したがって、大人自身がこうした呪縛と向き合い、自らを癒すことで、子どもの教育においても非常にパワフルな変化を生み出すことができます。その変化とは、不安や恐れをベースにした学びから、安心と信頼をベースにした学びの場への転換であるといえるでしょう。近年、教育関係者の間ではこのことの重要性が認識されつつあり、抑圧的・管理的な教育のあり方を脱し、心理的安全性に基く教育を実践していこうとする動きが広がりつつあります。本講座では、この心理的安全性を築くための具体的な方法論を学び、実践していきます。

なお、この講座では、インテグラル理論の枠組みを用いて人間の成長について考えていきます。インテグラル理論とは、人間の心理的発達についての様々な研究成果を組み合わせた統合理論であり、子どもから大人まで、すべての発達段階を研究対象としています。インテグラル理論の基礎的な解説については、インテグラルジャパンで長年インテグラル理論の研究と実践に携わってきた鈴木規夫と後藤友洋が担当します。
また、家庭や学校における心理的安全性の築き方については、臨床心理士・公認心理師の廣田靖子と、かえつ有明中学高等学校で思春期の心理的発達に焦点を当てた教育を実践している佐野和之が具体的な事例を紹介します。

この講座では、これらの講師陣から、人間の心理的発達とそれを促進する方法について多くのことを学んでいただきます。しかし、知識をたくさん詰め込み、頭でっかちになったところで、学び手自身が何も変わることがなければ意味がありません。したがって、この講座では、安心安全な教育をつくるための具体的な方法を、参加者の皆さんが家庭や学校で実際に実践をしていただくための支援を行います。

それゆえ、本講座は、大人と子どもの相互変容を生み出し、人間の可能性を教育によって最大限に引き出していくための実践のコミュニティーという側面も持っています。教育に関して自らのあり方を見つめ直し、子どもとの関係性をポジティブに変えていくための機会として、多くの方にご参加いただければ幸いです。

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【対象】
保護者、教育関係者、教育に関心のある方、特に、以下のようなニーズを持った方におすすめです。

・子どもと豊かな関係性を築きたい方
・安心安全な教育の場をつくるための具体的な方法を学びたい方
・教育に携わる自分自身のあり方を見つめ直したい方
※インテグラル理論に対する予備知識がない方も参加可能です。安心してご参加ください。

〈注意点〉
※最低でも3回以上リアルタイムでご参加ください(今回は実践がメインとなるため、全回録画ご希望の方はご遠慮ください)
※同業他社の方のご参加はお控えいただいています
(組織開発コンサルタント・教育コンサルタントなど)

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【コンセプト】
1.インテグラル理論を下敷きに、子ども達が豊かな発達の道を歩み、自分らしさを育むための教育、子育てについて考える。
2.臨床心理や学校教育、家庭教育など、多様な背景を持つ教育関係者が集まり、様々な角度から人間の心理的発達を促進するための理論を学び実践する。
3.国内外の最新の教育手法を学び、より良い教育を行うための示唆を得る。
4.心理的安全性を築くための対話やワークを参加者とともに実践し、講座の場自体を安心安全が感じられるものに育てていくことで、心理的安全性のつくり方を体感的に学んでいく。

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【講座の流れ】
この講座では、参加者の皆さんとともに以下の問いに取り組んでいきます。
第1回:私が教育において大切にしたいことは何か?(パーパス)
第2回:自他ともに安心安全を感じられる場所をどのようにつくっていけるか?(心理的安全性)
第3回:私たちはどのように発達の道を歩むか?(自己変容)
第4回:私たちは多様性とどのように向き合うか?(相互変容)
第5回:私がこの世界で実現したいことは何か?(総括)

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【理論・実践内容】
この講座では、以下のキーワードに関連する理論や実践を紹介します。

▼人間の成長・発達に関する理論と実践
・インテグラル理論(成人発達理論)
・ティール組織(パーパス、ホールネス、セルフマネジメント)

▼心理的安全性を築く具体的方法
・ポリヴェーガル理論(情動調整・ニューロセプション・耐性の窓・愛着形成)
・セルフコンパッション
・マインドフルネス

▼自己変容・相互変容を促す理論と実践
・SEL(Social and Emotional Learning)
・価値観ワーク
・NVC(非暴力コミュニケーション)
・シャドーワーク
・ニューロダイバーシティ
▼その他、参加者特典
特典として、講座の参加者の方にはfacebookグループにご招待いたします。
グループ内では、参加者の皆さんとの意見交換や質問回答、講座での学びを家庭や学校など教育の現場で実践していただくためのサポート等を行う予定です。また、講座終了後に数回、オンラインの振り返りの会を持ちたいと考えています。
このfacebookグループは、講座終了後も参加者の皆さんと共に学び合い実践するためのコミュニティーとして運用をしていきますので、ぜひご参加をお願いいたします。

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【概要】
・回数:全5回
・日程:10月23日(土)|11月7日(日)|11月20日(土)|12月4日(土)|12月18日(土)
・時間:各日19:30-21:30
・方法:オンライン(ZOOM)当日参加が難しい場合は録画を提供(ワーク除く)
・人数:最大30名
・登壇者:廣田靖子 / 佐野和之 / 後藤友洋 / 鈴木規夫
・主催:一般社団法人Integral Visiona and Practice / 一般社団法人ミチトナル

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【配信方法】
本オンラインイベントはZOOMでの開催となります。
お申込み後、配信方法のご案内をお送りいたします。

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【お申し込み】
http://ptix.at/rb9Ui0

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【早割】(限定10枚、10/10(日)まで)
¥45,000
【一般】限定20枚
¥50,000

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【キャンセルポリシー】
※領収書は、Peatixで発行をお願いいたします。
※キャンセルの返金対応は、初回日程の3日前までとさせていただきます。
※予告なくプログラムが変更する場合がございます。

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【登壇者プロフィール】
▼廣田靖子
一社)Integral Vision & Practice 理事
マインドセット・デザインズ 代表
臨床心理士・公認心理師

愛知県出身。大学を卒業後、6年間公立高校で英語教諭として勤務。その後外資系金融機関勤務を経て、お茶の水女子大学大学院にて発達臨床心理学を専攻(社会科学修士)。卒業後は大学非常勤講師、大学学生相談室カウンセラー、公立中学校スクールカウンセラー等、様々な教育機関にて教育活動、臨床活動に従事する。2016年、「全ての人が自分らしく力を発揮して生きるサポートをしたい」との思いから、東京青山にマインドセット・デザインズを開業。不登校や発達障害の子ども達、その保護者に対する個別相談や「保護者の会」(不定期)を行っている。2021年、一社)Integral Vision &Practiceを立ち上げ、様々な領域の方々と協働で講座やプログラムを開催。多くの方が本質を生きられるようなサポートができればと考えている。一男の母。
著書:『自己心理学セミナー 自己理解に役立つ13章』勁草書房(分担執筆)。

▼佐野和之
かえつ有明中・高等学校 副校長

埼玉県私立中高一貫校での勤務を経て、2014年同校で「学ぶことの喜び」を追究する新クラスの立ち上げメンバーとして赴任。多様な思考スキルと表現方法を学ぶ「サイエンス科」、内省と対話から必要な学びの場を自らの力で創造する「プロジェクト科」など、新しい学びを展開している。共感的コミュニケーションやU理論、マインドフルネスなど多岐にわたる分野から教育のあり方を模索し、先進的に実践している。「共感的コミュニケーション」「パターンランゲ―ジ」による教師間のチームビルディングや「マインドフルネス」「内省的対話」を通じて教師が自身の内面と向き合う研修を行っている。

▼後藤 友洋
一般社団法人Integral Vision & Practiceフェロー
一般社団法人ミチトナル(設立準備中)理事

大学在学中にケン・ウィルバーの思想に出会い、インテグラル・ジャパンの活動に参画。大学卒業後は国語専門塾に勤務し、小1~高3まで幅広い発達段階の子どもたちを対象に作文指導・読書指導を行う。現在は株式会社トモノカイにて、学校向けの改革支援や学習支援事業に携わる。子どもたちの健全な発達を実現する教育のあり方を一貫して追求している。

▼鈴木 規夫
一般社団法人Integral Vision & Practice 代表理事
インテグラル・ジャパン 代表

1990年代前半に合衆国の大学に在籍中にケン・ウィルバーの著書に出逢い大きな衝撃を受け、「人間(個人・組織・社会)の成長・発達の可能性を解き明かすための統合理論」としてインテグラル理論に関する研究に取り組む。帰国後は、執筆やワークショップや講演を通してインテグラル理論の普及に従事する傍ら、主に企業組織の人材育成と組織開発の領域においてプログラムの設計と統括、及び、コーチ、コンサルタント、インストラクターとして多様な階層や立場のプロフェッショナルの支援活動に従事。

翻訳書:
ケン・ウィルバー著『INTEGRAL LIFE PRACTICE』(日本能率協会マネジメント・センター)

著書:
『インテグラル理論入門』(I & II)(共著)(春秋社)
『インテグラル・シンキング』(コスモス・ライブラリー)
『入門 インテグラル理論』(共著)(日本能率協会マネジメント・センター)
『人が成長するとは、どういうことか』(日本能率協会マネジメント・センター)

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