終了

教員免許状更新講習「コミュニケーション・スキルアップの3日間!」

開催日時 10:00 18:00
定員50名
会費20000円
場所 京都府京都市左京区北白川瓜生山2-116 京都芸術大学
教員免許状更新講習「コミュニケーション・スキルアップの3日間!」

\受講者募集中!お申し込みは12/10(金)まで/
京都芸術大学 アート・コミュニケーション研究センターでは2022年1月8日(土)〜10日(月)の3日間において、教員免許状更新講習「コミュニケーション・スキルアップの3日間!」を開講します。
今年度は、免許状更新該当者はもとより、更新年度でない方や管理職の方にも受講していただけます。

【講習の詳細 】
https://www.acop.jp/news/q=12408

◆毎年学校区分も専門科目も異なる多数の先生方にご参加いただいています。今年8月には感染防止策を徹底して開講しました。

◆文部科学省が「主体的・対話的で深い学び」を提唱される以前(2009年度)から、対話を基にした相互作用的な学びを中心に据えた免許更新講習を実施してきました。

「とても面白い講習でした。免許更新講習なんて、正直、受講者も教える側もやっつけ仕事的なんだろうなと勝手に感じていましたが、この講習は、講師の先生方の本気度が伝わってきて、これからの教師人生で非常に役に立つことを学びあえたと思います。」

これは、過去本講座を受講されたある先生が講習の最終日に記述した文章です。昨今、免許更新制が廃止の方向で動くことはニュースでも話題になりましたが、この先生が言う、「これからの教師人生で非常に役立つこと」とは何でしょう?おそらく多くの方は具体的な実践方法を想像されたのではないでしょうか。多忙の中、先生方が講習に参加するのであれば、今すぐ自分の授業に活用できる方法を学びたいですよね。

本センターは、複数人で対話しながらアート作品を鑑賞する「対話型鑑賞」を実施・研究しています。とはいえ、本講習はそういった技術や美術の専門知識を教えるわけではありません。対話型鑑賞は現在のような予測困難で複雑な社会(これまでの経験や既習の事柄では対応できない社会)を生き抜くスキルが身につくという点で、汎用性のある能力開発や教育の手段としての注目も高まっており、これまで本センターでは、学校教育現場や美術館のみならず、様々な業種の企業や医学教育の現場で対話型鑑賞を実践してきました。
本講座は「コミュニケーション・スキルアップの3日間!」と題し、「主体的・対話的で深い学び」の実現のために必要不可欠かつ、人と人との間で生きていくために最も重要なツールであるコミュニケーションのあり方・育て方を学ぶことを目的にしています。このようなコミュニケーションは、児童生徒に限らず教科指導を行う若手の先生から学級担任、学年主任を行うベテラン、学校運営や経営を考える管理職まで身につけたい力ではないでしょうか?

「選択制の講習ではなく、むしろ必修の講習にした方が良いのではないでしょうか?そう思わされるほど、これからの教員にとって、大切かつ重要な内容であると実感しています。我々教師は、教科指導のプロであると共に、人間関係においてもプロであることが求められると考えています。」

「入学したばかりの生徒から『もう諦めてん』という言葉を聞くことがあります。そう感じさせる体験をさせてしまっている教育現場があるのでは……。より良い方向に変化させるには、まず自身の変化を恐れないことだと実感しました。」

「コミュニケーションスキルアップを図るのは、子供たちではなく、まずは私、教師自身だということをこの3日間で痛感した。」

これまで受講された先生方の感想からは、一足飛びに「学びを促す方法」を考えるのではなく、自らが学ぶ存在であることを自覚された意見が多く寄せられました。そして、初めに紹介した先生が「学びあえた」という言葉を選ばれたように、一方的に「教わる」姿勢ではなく、能動的に他者と「学びあう」姿勢で取り組んでいただけたことがよく分かります。

さらに本講座では、美術や図画工作に限らず、理科、歴史など教科や分野を横断したSTEAM教育にも繋がるプログラムもあります。

今年度より、免許の更新対象でない先生にもご参加いただけるようになりました。激変の教育界において柔軟に対応する先生方の姿は、これからますます予測困難になる社会を生きる子どもたちの励みや力になると考えています。

以下に、講習の概要、募集要項、申し込み先をご案内します。
ご応募、お待ちしております。
_________________________

■ 講習の概要
「コミュニケーション・スキルアップの3日間!」

日 時:2022年1月8日(土)、9日(日)、10日(月・祝)
全日10:00~18:00(休憩1時間半)(予定)

会  場: 京都芸術大学
開設内容: 教科指導、生徒指導その他教育の充実に関する事項(選択領域)
開設時間: 18時間
受講対象: 幼稚園・小・中・高校教諭(教科不問)および養護教諭
受講人数: 50名まで
試験方法: 筆記試験(各日に行う小論述を試験とみなし、3日分により総合的に判断します)
受講料金: 20,000円(受講に必要な材料費・実習費込み)

講 師:
大野 照文(京都大学名誉教授/古生物学,実践生涯学習学)
伊達 隆洋(京都芸術大学准教授/臨床心理学)
春日 美由紀(京都芸術大学非常勤講師/美術教育学)
北野 諒(大阪成蹊短期大学/幼児教育学、美術教育学)

プログラム(選択領域講習18時間以上):
1日目
・ワークショップ「鏡をみながら逆さまの世界を歩く」
・ワークショップ「目隠しをした人に絵を言葉で伝える」
・ワークショップ「マンガ読解」
・ディスカッション「今日の振り返り」
・小論述

2日目
・レクチャー「対話型鑑賞について-みる・考える・話す・聴く―」
・ワークショップ「聴く、応答する」
・ワークショップ「対話型鑑賞を体験しよう①」
・小論述

3日目
・ワークショップ「貝体新書-おとなが学ぶ二枚貝」
・ワークショップ「対話型鑑賞を体験しよう②」
・ディスカッション「学校現場での実践を考える」
・小論述

-------------------
募集要項はこちら
https://drive.google.com/file/d/1c7OFX3GPNxRrxztZhWNAAVJX4nKfRz64/view
-------------------

■ メールでのお申しみの場合
・宛先:info@acop.jp
・件名に「京都芸術大学ACOPエントリー」と表記し、下記の【必要事項】を記載してお送りください。
※お申し込みは先着順で受け付けます。定員に達し次第締め切りとさせていただきます。

■ FAXでのお申し込みの場合
・宛先:075-791-9185
・A4用紙1枚に、宛名として「京都芸術大学ACOPエントリー」と冒頭に表記し、【必要事項】を記入してお送りください。

【必要事項】
・ご氏名(ふりがな)
・ご勤務校(採用予定者・教員経験者・その他の方はその旨をご記入下さい)
・職名、教科名
・自宅住所(郵便番号からお願いします。)
・ご連絡先(FAX番号と連絡を取りやすい電話番号をお願いします。PCアドレスをお持ちの方はご記入ください。)
・この講習を何でお知りになったか

お申し込み、お待ちしております!
________________________

■主催・お問合せ
京都芸術大学
アート・コミュニケーション研究センター
https://www.acop.jp/  info@acop.jp
Tel : 075-791-9132  Fax : 075-791-9185
〒606-8271 京都市左京区北白川瓜生山2-116
(営業時間  月・火・木・金 9:00~17:20、水・土・日・祝 休)

イベントを探す

大学のセミナー・研究会・勉強会を別の地域から探す

SENSEI ノート