開催日時 | 13:30 |
定員 | 200名 |
場所 | 東京都千代田区東京都千代田区富士見 法政大学 |
主催 | 教育科学研究会 |
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気になるリストに追加 日本はこの10数年の新自由主義的社会構造改革と、教育破壊ともいうべき教育改革を経るなかで格差・貧困の深い亀裂が走り、多くの人々・・・・とりわけ多くの若者に、そして私たちの生活であるべき地域に生存権剥奪の不安を背負わせる社会へと変容した。
3・11は、日本社会が過去にため込んできた危機を顕在化させるとともに、未来への不安をより深刻なものとする決定的なできごととなった。
さらに再登場した安倍政権は、これらの危機をむしろ利用しながら、新自由主義と復古主義との融和を進めている。
今回の3月集会では、「3・11」と「教育改革」という、すぐにはつながりそうもないテーマをあえて設定した。それは、教科研講座第5巻『3・11と教育改革』の「はじめに」で述べられる次の文章に由来する。
「私たちの教育改革は、一つの歴史段階を画する政治・経済構造との本格的な対抗とその克服という質をもった、まさに歴史的な課題への挑戦として存在している」
「私たちの前に提示されている歴史的課題に挑戦するところから教育改革への見通しを拓くほかに道はない。現代を、そして、3・11後を生きることの意味を、日々の教育への取り組みのなかに豊かに紡ぎ出していきたい。」
この重い決意をはたしてどれだけの人々と共有できるのかが試されている。
① あいさつと発題 3・11と教育改革 佐貫浩(教科研委員長)
② 3・11後の社会構造変化とくらし・教育の困難 中西新太郎(横浜市立大学)
③ 教育改革とは何か・・・・安倍教育改革との向き合い方 中田康彦(一橋大学)
④ 特別報告「福島における原発災害と教育の課題―地域・学校・子どもたちを語る」 山本富士夫(福島県立原町高校)
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