開催日時 | 13:30 〜 16:30 |
定員 | 80名 |
会費 | カンパ要請します。1000(学生無料)円 |
場所 | 東京都オンライン(@ZOOM) |

今、「対話しながら進めること」の意味を問い直す。
―コロナ禍:私立大東学園高校の取り組みに学ぶ―
一年前には予想もしなかった新型コロナウィルス感染の拡大。パンデミック(世界的流行)とされ、今日も各国が収束への対応を迫られ、全力で対策を行っているところです。
日本では、昨年2月末、時の首相による「全国一斉一律休校」という無法かつ不当な政策が打ち出され、3月から5月という年度替りの大切な時期に、4月初め全国一斉の緊急事態宣言も加わり、学校現場はひどい混乱状況に置かれました。自宅学習用の教材作成・配布、オンラインでの学習保障の模索、分散登校のための時間割編成、校舎内の清掃・教室の消毒。また、学校再開後は、休校期間の授業時数確保が第一とされ、長期休業の削減、子どもたちの「居場所と出番」を作り、成長の場となる学校行事が取りやめとなる。「次から次に、上から下へ『業務が降りてくる』状況が続いている」と、悲鳴に似た叫びを、あちこちで耳にしました。
年が明けてなお、感染は拡がり、都市圏を中心に再び緊急事態宣言が発出されました。さすがに、今回は「一斉休校は要請しない」ということですが、現場では、マスク着用を徹底し、密にならないように、大声で話さないように、接触しないように、気を配る日々が続いています。「自席で前だけ向かせて黙って食事をさせる」「生徒の日常を教師が張り付いて監視する」という話も。学校生活に限らず、本来人間としてあるべき状態とは、真逆な行動が求められる日々と言えそうです。
それでも、子どもたちの学習権を保障する営みは続きます。小学校は昨年度から、中学校は2021年度から、高校は2022年度から、新しい教育課程が全面実施されます。各学校段階で教育課程編成の議論は、どうなっているでしょう。一方的に「上から」「一部の人で」全体が見えないまま、「誰かがやる」と言った風潮で進んでいませんか。オンライン授業を迫られ、タブレットやパソコン…ICT活用が図られる中、職員室でどのような学習や合意形成がなされているでしょうか。
この一年、新しいカリキュラム(教育課程)作りとICT推進の体制検討を、全校的に組織的な議論をもとに進めてきた私立大東学園高校の取り組みから学び、困難な中だからこそ「対話しながら進めること」の意味を共有したいと考えます。「コロナ後」の学校は、元に戻すことではないはずです。ぜひ、ご参加ください。
【私立大東学園高校の取り組みに学ぶ】
*話題提供 私立大東学園高校
1.学校運営の立場から 2.新カリキュラム(教育課程)づくりの検討
3.ICT推進の検討 4.「三者協議会」の開催
*話題提供を受けて、皆さんで、グループ交流時間をつくります。
◆申込み方法など:
詳細は、Peatixのページをご覧ください。 お申込みもそのページからできます。
もしもうまくいかない場合は、 hotmailにて、お名前と所属をお知らせください。
*Peatixページ
https://zenshinken2021winter-seminar.peatix.com/view
*全進研hotmail
zenshinken@hotmail.com
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